オーディオ・第1部@
(挫折しそう・・・ @/A/B/C/D)
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わがレガシィ(BH5A)は、純正マッキントッシュ装着車デス。といっても、CD/CSだもんで、音は文句ナシなんですが、地味に不便な毎日が予想されます。(新譜はとりあえずMDに落とすんで・・・)
とりあえずMD希望!!! そこで・・・・
納車前にヤフオクでゲット!
純正B4用の、KENWOOD K’sマスターサウンドシステムです。型番GX-608とは、D型用でしょうか。
家のCSデッキ車(スターレット)に装着して完動品であると確認。
コネクタの解析表(以下、ピンアサイン)を参考に、10pin×6pinの中から必要な配線を
エレクトロタップで分岐し、純正オーディオを活かしたまま(本来は外す)で鳴らしてみました。
(EXITボタンを押すと、CDやMDが、やけに乱暴に出てくるなぁ、と感じました。
音については多少の不満もありますが、そこは裏技で解決しようと思ってます。)
とりあえず、下に施工の仕方を書いておきます。オーディオ換装希望の方、ご参考まで。
スターレット(トヨタ車)流用・施工のやり方
(写真なし。やる時は自己責任で。)
@ボンネットを開け、バッテリーの(−)端子を外します。
※車載時計や、最近のデジタルのトリップメーター、その他電装品の設定すべてがクリアになるほど長時間取り外しておきますので、気になる方は距離などは控えておくのが無難です。
A根気とやる気と創意工夫で、フロントパネルを取り外しオーディオを取り外します。
Bオーディオに接続されている10pinカプラと6pinカプラを取り外します。
これはトヨタ車共通みたいですね。私が参考にしたのはヴィッツ用の配線図でしたが、全く同じモノでした。
Cそれで、下図が配線コネクタのピンアサイン。車両側のカプラを見た図です。その下が線色と内訳。
1 | 2 | 3 | 4 | ||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | ||
13 | 14 | 15 | 16 |
1:薄緑:フロント右スピーカ(+)
2:ピンク:フロント左スピーカ(+)
3:グレー:ACC(アクセサリー)電源
4:青/黄:常時(バックアップ)電源
5:青:フロント右スピーカ(−)
6:紫:フロント左スピーカ(−)
7:白/黒:ボディアース
8:空き
9:空き
10:緑:イルミネーション電源(ライトon/off信号)
11:薄緑:リア右スピーカ(+)
12:ピンク:リア左スピーカ(+)
13:青:リア右スピーカ(−)
14:空き
15:空き
16:紫:リア左スピーカ(−)
D配線工事。下の、KENWOODオーディオの背面写真を見て下さい。
ごらんのように、オーディオ背面にはカプラ差し込み口とアンテナ線2本があるだけですので、
こいつの出番です。
スバル車用14pinコネクタ(以下、スバルコネクタ)。本来は、ナビなどの電源等の取り出しに使うモノです。自動後退(隠語:笑)で1500円前後だったと思います。
Eその辺からコードを拾ってくる。全部で13本、組み替え配線の作成に使用します。エレクトロタップを26個用意します。
これは実は長すぎです。その訳は、うんと下に。
で、下のエレクトロタップを両端にかませます。
黄色の○に注意! こうなるように・・・
またまた黄色の○に注意!!! こうやってはさんで、
かぶせ、ペンチで押さえると・・・
じゃ〜〜ん!これでOK。
黄色の点線部分に主コードを通し、分岐させます。
試しに、白コードを分岐させますと・・・・
こんなカンジ。これを13個付けますので、邪魔にならないように取り付けます。
※このエレクトロタップについては(結線不良等のため)、賛否両論ありますが、とても手軽なので、私は重要な部品(車載コンピュータ関係)以外はコレを使ってます。
で、両端にエレクトロタップを付けたモノを13本作成します。
※エレクトロタップは、電線の被膜をギリギリのところで破って、
電気信号を取り出すのがその仕組みです。ですので、タップを外すと・・・
上の黄色の○のように、部分的に皮膜が破れた状態になります。
もし、タップを外したモノを再利用する場合は、下図のように絶縁テープを巻きましょう。
Fさて、いよいよ大詰め。結線の作業に入ります。
下の写真が、スバルコネクタのメス側のアップです。このピンアサインがその下の図。コレに従って、車体側のコネクタ配線とスバルコネクタを結線していきます(線色は、コネクタの製作会社によってまちまちです。下図に表記された線色はスバル社純正品のモノなので、この写真とは異なります。)。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | ||
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
1:紫:イルミネーション電源
2:赤/黄:フロント右スピーカ(+)
3:茶/白:フロント左スピーカ(+)
4:青/黄:リア右スピーカ(+)
5:白/赤:リア左スピーカ(+)
6:青/赤:常時電源
7:黒:ボディアース
8:白/黒:フロント右スピーカ(−)
9:緑:フロント左スピーカ(−)
10:黄/緑:ACC電源
11:黒:ボディアース
12:赤/白:リア右スピーカ(−)
13:赤/黒:リア左スピーカ(−)
14:空き
トヨタ車 ピン アサイン |
→ | スバル車 ピン アサイン |
1 | → | 2 |
2 | → | 3 |
3 | → | 10 |
4 | → | 6 |
5 | → | 8 |
6 | → | 9 |
7※ | → | 7 |
→ | 11 | |
10 | → | 1 |
11 | → | 4 |
12 | → | 5 |
13 | → | 12 |
16 | → | 13 |
Gカプラを本体に接続し、仮に電源を入れてやります。バッテリー(−)を接続し、チェック。
H動作を確認したら、もう一度(−)端子を外し、フロントパネルにきちんと収納します。
Iすべて終了したら、バッテリーを再接続し、エアコンoff、ライトoff等の低負荷の状態で10〜15分アイドリング。
Jその後、また10〜15分間、今度はエアコンon、ライトon、オーディオon等の高負荷状態でのアイドリング。このとき、ついでに音場の調整までやってしまいましょう。で、完成です。
※I、Jで行うのは、コンピュータの再学習と言い、見落とされがちですが、最も重要な作業です。車載コンピュータは走行中に常にデータを収集し、車両独自のマップを作成していきます。このマップがエンジン点火時期や燃料噴射量の調整などを行うのです。最近のコンピュータは優秀で、個体差のあるエンジンに最も適合したマップを常に作成・更新しているのですが、長時間バッテリーを外すと、データが消去されてしまうので、バッテリー接続直後に普通に走行すると、エンスト等の深刻な走行不良を引き起こす場合があります。この作業は必ず行って下さい。なお、作業終了後しばらくはこの違和感が消えないこともありますが、異常ではありません。再学習は、様々な走行からデータ収集するので、「何か以前と違うなぁ」と思っていても、じきに元通りになります。
逆に、わざとコンピュータをリセットさせ、再学習し直すという裏技もあるほど。最近愛車のエンジンの調子がイマイチ、という方は、試してみる価値アリ、です。
※同様の手順で、純正オーディオが搭載されていれば、いかなる車両にも取り付け可能です。スバル・トヨタ以外のピンアサインが知りたい方はお教えしますので、私宛メールにてお問い合わせ頂くか、ネット検索で自力でお調べ下さい(笑)。ちなみに、ある日産車にも取り付けたことがあります。
私の場合は純正を活かしたままで、しばらく使用していましたので、わざとコードを長くして、助手席に本体を置いて使用していました。写真の配線が長いのはそのためです。
そうこうしているうちに、いよいよレガシィ納車。
これが純正マッキン。下の青いのはナビの本体っす
(DVD鑑賞できるので、ディスク交換のため速攻でここに設置。取り付け方法は「こちら」)。
(やっぱ下の青いの、色的に気に入らねぇ・・・なんとかしたいです。)
ところが・・・・
事情は後ほど説明しますが、純正マッキンの調子が悪くなってしまったので、さっそく換装に踏み切りました。
マッキントッシュ
↓
純正KENWOODオーディオへ換装・施工のやり方(失敗編)
失敗しましたので、真似しないように(笑)壊れたりはしませんでしたが・・・・。
@まず、運転席を一番後ろまで下げます。
(電動シートのため、バッテリーを外すと動きません。)
Aバッテリーの(−)端子を外します。
Bで、フロントパネルを外し(別記「分解図解」参照のこと)、
Cオーディオの入れ替えを行う。
さすがスバル純正OP。背面の14pinコネクタ形状までばっちり。
アンテナまでいっしょでした。長さが足りないところは、
後で延長ケーブルを買ってくるつもり。
慣れない車両でも、事前の情報収集がモノを言います。
けっこうスイスイできました。
そしてバッテリー装着。試しに鳴らしてみました。
・・・・・・・・・?・・・・・・あれ?・・・・・・・・・・・(汗)
音は出る・・・・出るのだが・・・・・・(汗汗)
「・・・鳴ってる?・・・」
「・・・いや、微かに・・・・」
これは・・・リアスピーカしか鳴ってない!
フロントスピーカ4個とフロントトゥィータ2個、
及びリアカーゴ内のウーハー1個の、合計7つのスピーカから
音が出ていませんでした。
そういえば、純正マッキンの配線は、同じ14pinコネクタであっても、全く異なる配線なのだそうで、
そう考えると、リアスピーカだけでも鳴ったのは奇跡?
実は、純正マッキンのヘッドユニット不調(の疑い)のため、修理に出すことにしました。
7/22に納車、翌々日に不調が発覚し、7月下旬から修理を開始。
・・・といっても、くるま屋サンにお願いするだけなのですが。
で、実際の修理完了は、10/03でした。なんと2ヶ月以上も待ちました。
(あんまり遅いので、フル換装の相談を持ちかけようと思っていました。マジで。)
とりあえず、この2ヶ月間を、リアスピーカだけで過ごしたわけですが、
実はもっと驚いたことがあったのです・・・・
Update:20031020
オーディオAに続く・・・