オーディオ・第1部(番外編)
(これから施工される方に・・・ @/A/B/C/D)
Since:20041028
※このページはフレーム対応ページの一部です。
検索エンジンから直接来られた方はコチラへどうぞ。
「純正マッキンを他車に流用する注意点」
コチラはテキストのみで失礼します。
このHPを公開してみて思うことは、ワタシのように「純正マッキン→純正ケンウッドの換装を行う人はいない」ということでした。それでも、「純正マッキン→社外ヘッドユニット」の方は結構いらして、そういう方々への情報提供ができればいい、くらいに考えていました。
ところがここ最近、「純正マッキン非装着レガシィへ純正マッキン取付」とか「他車種→レガシィ純正マッキン流用」などという方々が増えてきているようですので、ちょっとアドバイス的なモノを・・・。
この手の換装を考える方々なら「これくらいのことは知ってるよ」ということだとは思うんですが、知識が不十分な状態でHPの情報のみを信じて作業したら壊れた、とか、最悪の場合「車両火災」なんてコトになったら後味が悪いんで・・・。
で、何が問題なのかといえば、それは「スピーカのインピーダンス」なんです。これは、電化製品なら避けて通れない「電気抵抗」の話です。
レガシィの純正マッキントッシュは、全システム8Ωに統一されてますので、「ヘッドユニット・アンプ・スピーカ一式」換装するなら何も問題がなく、ワタシのHPが充分参考になろうかと思います。ところが、「スピーカのみ別」にする場合だけは注意が必要です。
というのが、大抵の車載用スピーカは4Ω仕様。すなわち、「純正マッキンより電気抵抗が少ない」。これがどういうコトかといいますと、「ヘッドユニットからの電気信号がアンプによって増幅される。その増幅された電気信号は8Ω用に増幅される(8Ωのスピーカを通し、8Ω抵抗のスピーカを鳴らす)ものだから、4Ωのスピーカを通すと、アンプに帰ってくる電気信号がデカすぎて、アンプに過電流(電圧?)がかかり、まず間違いなくアンプが破壊される」ということなのです。ご存じでしたか?
さて、それを回避する方法。
@先ほど書きましたように「ヘッドユニット・アンプ・スピーカ一式」換装する。これだと楽。
A「8Ωの社外スピーカを購入する」。ただし、この方法はトゥイータ6個、ミドルレンジスピーカ4個、サブウーファ1個の合計11個購入しないといけません。大仕事ですね。
B各スピーカケーブルに、「4Ωの抵抗を付ける」こと。ま、余り勧められる方法ではありませんが、付ければとりあえずはアンプが壊れるのだけは防げます。・・・・・
ところが、こうした方法は@以外はイレギュラーな方法で、どんな不具合があるかも分かりません。そこで、もっと簡単な方法。それは、「家庭用オーディオスピーカの流用」。ホームオーディオの規格は8Ωですので、ばら売りしてる好きなスピーカを購入して接続すればいい音が鳴りますよ。ただし、防水・防湿・防温処理されていない場合が多いので、「ある日突然鳴らなくなる」カモ。ま、そんなこといってたら何にもできないですけど。やってみる価値はあるでしょ?
以上、蛇足でした。